軽減税率制度(複数税率)への対応が必要となる中小企業・小規模事業者等の方には、複数税率対応レジの導入や、受発注システムの改修等を行う際にその経費の一部を補助する「軽減税率対策補助金」の制度があります。(リースによる導入も補助対象になります。) 軽減税率対策補助金には2つの申請類型がありますが、身近なものを紹介します。
複数税率に対応できるレジを新しく導入したり、対応できるように既存のレジを改修するときにつかえる補助金です。
補助率
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① 導入費用が3万円未満の機器を1台のみ購入する場合:3/4
② 導入費用が3万円以上の場合:2/3
③ タブレット等の汎用機器:1/2
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補助額上限
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レジ1台あたり20万円。さらに、新たに商品マスタの設定や機器設置に費用を要する場合には、1台あたり20万円を加算。複数台を導入する場合には1事業者あたり200万円を上限。
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補助対象
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レジ本体、レジ付属機器、機器設置に要する経費、商品マスタの設定費用
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申請手続き
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基本的には、申請書数枚と証拠書類で申請が可能です。また、申請者自身による申請に加え、一部メーカー、販売店、ベンダーなどによる「代理申請制度」の利用が可能です。
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申請のタイミング
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機器購入後又は改修完了後(申請受付期間は平成30年1月31日まで)
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期限が迫ってきているので、早めの申請をお願いします。(延長される可能性もあります。) |